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利用者の声

町かどの機構

高齢・障害・求職者雇用支援機構は、職員一同、総力を挙げて中期目標の達成に向けて取り組んできました。 今後も、利用者のニーズや運営協議会( 平成29年度第1回議事要旨 (117.48 KB) )等の意見も踏まえてさらなる利用者サービスの向上や効率化に努めてまいります。

 当センターでは、在職中の方々に対し、ものづくり分野を中心に、専門知識や高度技術が習得できる在職者訓練(能力開発セミナー)を実施しております。
 平成28年度は、約7,300人の方にご利用いただいておりますが、アンケート調査では9割以上の方に、「役に立っている」との評価をいただいております。 また、在職者訓練に社員を派遣している事業主の方々にアンケートを実施したところ、同様に9割以上の方々に「役に立っている」との評価をいただいております。
 

人材育成支援事例(千葉県白井市白井工業団地内 中島ポリエチレン工業(株)様)

中島ポリエチレン様の様子
  1. 会社概要   中島ポリエチレン工業(株)白井事業所は、従業員15名の中小企業で、プラスチック製品の製造を行う企業です。自動車部品から医療製品まで、かなりレベルの高いプラスチック成形製品を製造しています。射出成形機は、3種類のメーカーのものを10台以上設置しています。
  2. 課題
     ○品質及び生産性向上
     ○技術伝承
     ○社員個々のスキルアップ

 社員の人材育成を思い立った理由は、高度な技術を有した熟練社員の高齢化に伴い、このままだと現状の現場改善できる高いレベルの現場力が継承されるのだろうかという不安がありました。これからも継続して顧客の信頼に応えていくためには、工場の人財力のスキルアップを図らなければならないという切実な課題解決に迫られていました。これまでは、工場長を中心にOJTで現場の技能・技術を継承しようと努力していましたが、日常的なOJTに限界を感じ、まずは、OJTが可能となる基盤技術の習得が第一と気づきました。今のままでは、OJTでしっかり教えても、なぜか怖がって自ら手を出したり、新たなことにチャレンジすることができませんでした。やはり明日を担う人財の育成は、系統立てた専門知識及び技能・技術の付与に併せて日常的な現場改善という体験を通じて習得することが重要と判断したのです。今後は、自ら考えて改善でき、工場全体の管理・改善の役割を担ってもらえると大きな期待をしています。

3.人材育成への道(中島ポリエチレン工業(株)中島専務へのインタビュー)

  1. 受講のきっかけ
      最初は、ポリテクセンターという組織は全く知りませんでした。高度ポリテクセンターは、仕事での車窓から見た「ポリテクセンター」という看板がきっかけで問い合わせてみたことから始まります。そこで、丁度、日立市で開講するプラスチック成形に関する技術セミナーがあると紹介され、急遽、工場の社員2名を参加させました。1名は入社6カ月程度、もう1名は5年以上の実務経験があります。
     日立市でのセミナーを受講した2名は、大変満足して自信を持って帰ってきました。早速、現場改善に取り組み、不良品の軽減につながりました。セミナーの受講を指示した私と工場長は、たった二日間のセミナーでこんなに効果を実感(感動)できるとは思いも寄りませんでした。そこで、会社を上げて人材育成を応援し、明日の後継者を担える人材育成を目指そうと決意したのです。
     次に、一回の受講で終わりではなく、長期的なスタンスで継続して育成していきたいと思っています。受講した二人は、高度ポリテクセンターの担当講師から「人数が少なくてもご要望があれば、オーダーメイドも検討しますよ」と言われたというので、このまま甘えてオーダーメイドコースの依頼に結び付きました。
  2. セミナー計画
     オーダーメイドの計画は、高度ポリテクセンター企画担当者と講師の方に工場に来てもらって、現場を確認しながら、私と工場長とで人材育成計画を検討しました。以下は、私たちから要望した主な内容です。
     ① 長期的に教育訓練を継続して実施したい。
     ② 関連会社を含めた社員全体の人材育成の場としたい。
     ③ 工場内の設備機器を使用して体験しながら課題解決に向けた考え方を指導してもらいたい。
     ④ 二級技能検定を取得させるなど社員のモチベーションアップにつなげたい。
     ⑤ 自ら金型の条件出しができ、射出成形に関するトラブル対策ができるようになってもらいたい。
     ⑥ 工場の生産計画もあることから、月1回程度 土曜日の開催を希望したい。
     ⑦ セミナーで習得したことを活用できる課題を受講者に投げてもらいたい。(課題学習方式)
     ⑧ 講習会中に質疑応答の時間として、30分程度車座になった意見交換ができる場を持ってもらいたい。
     ⑨ 将来的には、安全作業を第一にした金型の分解・組み立ても指導して欲しい。
  3. 受講後の感想
     最終日には、私も一部参加し、セミナーの効果を確認しました。以下がその時の感想です。
      ① 本当に講師に感謝、現場でこんな指導ができるとは思ってもみなかった。工場内でも研修が受講できることを初めて知り、このような寄り添った指導をしてもらい感激である。できる限り継続したい。
      ② 講師の方の説明は、聞きやすく、わかりやすいと評判である。テキストもわかりやすい。現場の問題点をやみくもに把握しようとしていたことが、理屈の上で把握できたので、対応策のアイデアも思いつくようになった。
      ③ 社外研修に派遣する講習会もあるが、現場で聞く内容は、臨場感、距離感が近く、社員が真剣に受講できる環境にできたと強く認識した。また、日程が土日、会場が工場という環境ならば、連続して社員を受講させることができる。受講した内容が仕事につながっている。
      ④ 日頃から社員が個々に抱えている課題解決や悩みごとの解消にも役立った。
      ⑤ 別工場のアセンブリ担当者も参加し、完成品までの全体工程が理解でき、現場改善に役立っている。別々の工場間の橋渡しもできた。
  4. 今後の計画
     課題となっていた細かなバリ、ヒケ、ボイドなどは、おおよそ改善できました。さらに改善に向けて様々な試行錯誤に取り組みたいので、年度内にもう1回(既に実施済み)、そして、翌年度も引き続いて人材育成を継続していきたいと熱望しています。今回のセミナーを受講して、「正に経営は、“人財”」を痛感しました。

人材育成支援事例(全国コイルセンター工業組合 西山鋼業(株)様)

西山鋼業(株)様

高度な人材育成のためのスキルアップ研修

課題(ニーズ)
・東日本大震災での被災により工場設備が被害を受け、自社の社員では復旧できず、再稼働までに要した日数大
・設備保全を行う部門が自社内に無く、外注
・設備保全のスキル不足
  ↓

課題解決のための取組
①震災復興支援のため、設備保全のスキルを身に付けるためのカリキュラム開発・提案(生産現場でのオンサイトセミナー)
②今後、中核的な役割を担う人材を対象に訓練コース(6コース)を計画・実施
③即、現場で活用できるための資料・課題を作成・実施
  ↓
成果
・従業員の保全スキルが向上し、自主保全の自信に繋がり、自ら考え・実行する仕事への前向きの姿勢、改善意識が大きく改善
・設備保全の経費を3年間で約2,500万円節減達成
・設備保全を行う専門部署の設置
・工場間での競争意識醸成

モニター交流会(企業の抱える問題点)

モニター交流会(企業の抱える問題点)

・ものづくりの現場を知らないエンジニアがほとんどであることが問題である。組み立てができない、とんでもないものを設計してしまう。
・技術を持ったベテランがいない。40歳代、50歳代を募集しているが、人が集まらない。
・自社でトレーニングセンターを持っていて、力を入れているが、そこでは賄えない部分がある。

モニター交流会(意見交換)

モニター交流会(意見交換)

・セミナー内容をもっと詳しく、具体的に示していただきたい。
 → 能力開発セミナーコースガイドは、より見やすくまた、HPでより詳しく、コース紹介をしていきます。
・次の道筋(受講候補のセミナー)を示して頂けたらありがたい。
 → 能力開発セミナーコースガイドは、コースマップを復活させ、道筋が分かる対応をします。
・工場見学的なことは可能ですか。板金や成型加工の様子を見せたい。
 → 見学のような形にはなりますが、それに類するようなセミナーは実際に行っています。
※セミナーについては、2日間からになりますがが、講師派遣や施設貸与の形であれば、半日から対応ができます。

(受講状況のご紹介)
神経を集中させて完成させた課題の出来栄えや計測データ等を確認する時は、受身ではなく、能動かつ精力的です。受講の成果・効果を挙げようと励み、講師の方々との真剣な質疑応答のやり取りは、正にプロの眼差しです。実習中や1日のセミナー終了後には、受講生が抱える課題解決の相談が自然と行われています。

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